感染予防対策2

道具(プライヤーといいます)も滅菌消毒

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おそらく出張矯正医でプライヤーもオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)を行っている先生はかなり少ないでしょう。なぜならすごく多くの本数が必要になり、滅菌消毒するためのスタッフも多数、必要だからです。多数の矯正患者が通院している矯正専門医院でなければコストの面から難しいと思います。

オートクレーブ


高圧蒸気滅菌器ともいい、高圧下で高温の水蒸気を使用して滅菌する方法です 。当院ではこのオートクレーブを2台設置しており熱処理できる器材はすべてオートクレーブにかけています。
矯正治療にはプライヤーという道具が必須なのですが、矯正歯科専門以外で、その道具を数多く取り揃えている歯科医院はそう多くはありません。
滅菌消毒するにもスタッフを必要とし人件費も道具のコストもかかります。しかし当院ではそこに重きを置き多数の道具とスタッフを動員し、患者様一人ひとりに滅菌した器具を提供して感染対策を行い、安心して通っていただけるようにしております。

Miele

使用した器具、器材は手洗い洗浄する歯科医院が一般的ですが、人から出る垢や血液などのタンパク質汚れは落ちにくいのが現状です。
当院では自動洗浄器を導入しておりますので手洗いよりも効率よくかつ、レベルの高い洗浄ができます。高圧洗浄し落ちにくいタンパク質の汚れもしっかり洗浄、また汚染器具を人の手を介さずに洗浄・消毒・乾燥を行ってくれるので作業効率向上及び感染防止も期待できます。
当院で導入しているミーレジェットウォッシャーは国際規格(ISO15883)に準拠した高性能洗浄器です。

歯科CTの導入


平面画像のレントゲン写真だけでは判断しきれない場合にCT撮影はとても有効です。
歯や顎の骨を3次元的つまり立体的に様々な方向から観察できるので診断の精度が向上し、治療の質が高くなります。また歯科用CTは撮影範囲を限定できるため医科用CTより被爆量が少なくて済みます。
当院では患者様全員ではなく、必要性の高い方のみ撮影をお勧めしています。主に埋伏歯、過剰歯、インビザライン、リンガル等を対象とします。
埋伏歯という埋まったままで出てこない歯がある場合、埋まっている歯を引き出す際に周囲の永久歯に悪影響があるかどうかの診断が重要となります。
CT画像から3次元的に歯根形態を把握する事で、インビザライン等を用いて歯を動かすことが、より正確に出来るようになりました。

iTeroの導入


「iTero」とは◎歯型の撮影(スキャン:従来の歯型取りの進化型) ◎矯正治療のシミュレーション などができる光学式口腔内スキャナーで、主にインビザライン治療やリンガル矯正の際に用います。
iTeroを用いてスキャンすることで、歯や歯肉の形態を精密なデジタルデータとして読み取ります。
従来の歯型採りは、精密印象といって粘土様の印象材をU字型トレーに盛ってから歯列全体に押し付け、数分以上待つことでようやっと固まりました。
苦痛に思われた方も多くて、特に嘔吐反射が強い方や鼻呼吸が難しい方にとっては、かなりつらかったと思います。一方、 iTeroは歯をなぞるようにスキャンするだけなので、苦しさや痛み、違和感も小さめで口の周りが汚れないため従来の歯型採りより楽に済ませられます。
また、装置を作ってもらうためインビザラインは米国へ、リンガル治療は他社へと採取した歯形を送っていましたが、iTeroの導入により米国や他社とネットでやり取りすることで、歯形を輸送する必要がなくなったため、その分の時間も短縮されました。
↓ こんな感じでスキャンをしています。(動画、無音声)

歯並びをきれいに